確定申告とは?副業・個人事業主が知っておきたい売上・経費・所得の基本

query_builder 2021/08/21
副業・アルバイトのはじめ方
領収書と帳簿を整理する私服の男性

「確定申告」と聞くと、難しい計算や大量の書類を思い浮かべるかもしれません。

最初から全部覚える必要はありません。まずは、何のための手続きなのか、基本から整理してみましょう。

確定申告は、1年間の所得と税金を計算する手続き

所得税の確定申告は、1月1日から12月31日までの所得などをもとに税額を計算し、申告して税金の過不足を精算する手続きです。

一般的な申告期間は翌年2月16日から3月15日までです。休日などで日付が変わる場合があるため、申告時期が近づいたら案内を確認しましょう。

会社で年末調整を受けていても、副業などの状況によっては確定申告が必要になります。

「売上」と「所得」は違います

個人で仕事を受ける場合、仕事の対価として得た金額が売上になります。そこから、その仕事に必要な経費を差し引いて所得を考えます。

例えば、年間の売上が50万円、必要経費が10万円なら、控除などを考える前の所得は40万円です。

口座に入ったお金がすべて自由に使えるお金、というわけではありません。報酬から税金が源泉徴収されている場合は、その金額も記録しましょう。

何でも経費にできるわけではありません

必要経費になるのは、収入を得るために必要な費用です。

私生活の買い物が、すべて経費になるわけではありません。仕事と私用の両方で使う通信費などは、仕事で使った分を合理的に分ける必要があります。

高額な道具などは、その年に全額を経費にできない場合もあります。判断に迷ったら、領収書などを残して税務署や税理士へ確認しましょう。

「20万円以下なら申告不要」は、条件のある話

年末調整を受けた一定の給与所得者には、給与・退職所得以外の所得が年間20万円以下なら、原則として所得税の確定申告が不要になる場合があります。

これは、全員に当てはまるルールではありません。アルバイト給与がある場合は、別の判定が必要です。

また、医療費控除などのために確定申告をする場合は、20万円以下の副業所得も含めて申告します。所得税の申告が不要でも、住民税の申告が必要になる場合があります。

青色申告と白色申告は、準備が異なります

青色申告には事前の承認申請が必要です。事業所得などを対象に、一定の要件を満たすことで特別控除などが受けられます。

青色申告特別控除には10万円・55万円・65万円の区分があり、帳簿の付け方や提出書類、期限内申告などの要件が異なります。65万円控除には、55万円控除の要件に加え、e-Taxでの期限内申告などの追加要件があります。

青色申告を選ばなくても、事業所得などの記帳や書類の保存は必要です。

今からできるのは、お金の記録を残すこと

売上の日付・内容・金額、経費の日付・内容・金額を記録し、領収書や請求書を整理しましょう。

一度に一年分をまとめようとするより、週に一度、月に一度と区切ると取り組みやすくなります。税金の支払いに備えて、お金を分けておくことも大切です。

初めての不安は、一つずつ整理しましょう

株式会社アミスでは、これから副業や個人での仕事を始めたい方のお話を伺っています。

働き方や準備の順番を一緒に考え、必要に応じて相談先をご紹介できる場合もあります。個別の税額計算や申告の判断は、税務署・税理士に確認しながら進めましょう。

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